床下断熱材の追加施工

先日の工事で断熱材が吹き付けられていなかった謎の空間に断熱材が入りました。

[twenty20 img1=”5540″ img2=”5542″ offset=”0.5″] スライダーを動かすとbeforeとAfterが見られます

基礎立ち上がりにスタイロフォーム。何故吹付断熱しなかったのか?は謎ですが、リカバーしてもらえただけでも良かったです。

しかしながら、上の写真では基礎底盤部分のコンクリートがむき出しになっていて追加施工が完了していません。ここはメンテナンスのために給排水のヘッダー部分を避けて断熱材を入れる必要があるため、通常はスタイロを切り欠いてはめ込むそうですが、手間を省くためかグラスウールをかぶせることになったそうです。

狭い床下に吹付ウレタン、スタイロフォーム、グラスウールの3種断熱材が揃い踏み(苦笑)。

スタイロフォーム3種B
ちなみに使われていたスタイロフォームは50mm厚の3種B。標準的な断熱材で安心しました。

ウレタン吹付断熱

ところで、玄関土間の吹付ウレタンが削り落とされていました。
ここは玄関土間なので、下図のように1Fの室内床レベルよりタイルを貼る面が200mm下がります。

床レベルが下がるため同時に壁も張り下ろさなければならないため、設計図上ではここはウレタン吹付断熱をせずスタイロフォームで嵩上げして土間コンを打つことになっていました。しかし断熱屋さんが間違えて吹き付けてしまったので、壁の施工に邪魔だからそぎ落としました、とのこと。

ここでの問題点は

  • 基礎立ち上がりがむき出しになっている部分の断熱をどうするのか?

です。

玄関土間は外壁に面していますのでここの断熱が欠損しているとヒートブリッジとなり床下内の結露の原因になります。工務店さんは「玄関だし、このまま土間コン打ちます」とおっしゃいましたがそれはNG。立ち上がりにスタイロを張り付けて可能な限り断熱欠損を埋めるように依頼しました。

高気密・高断熱が全国的に人気になったのはここ最近のことだからか、昔ながらの「玄関土間は断熱しない」主義(?)のビルダー(工務店、ハウスメーカー)さんも多いようです。でもダメ、絶対。壁で囲まれた屋内部分は玄関・居室の区別なくちゃんと断熱しないと意味がありません。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By shiro

    完全に断熱欠損ですね、見てなかったらこのまま進んでるのかと思うとちょっと怖い

    • By はる

      shiroさん
      計画当初から「土間まで断熱!!」と騒いでいてもこうなのか、と、断熱意識のないビルダーは恐ろしいです。
      スタイロ並みの断熱効果のあるコンクリートなんていうものが開発されたらいろいろ気を遣わなくてもよくなるのになーと妄想しています。

  2. By ほたろう

    怖いですね、これ。
    シャレになっとらんです。
    そもそもウレタンをギザギザに削ぎ落とす意味が分かりません。
    その補完措置がスタイロになる意味も分かりません。

    はるさんのように現場直近で、かつ断熱施工の知識がなかったら、どうなることやら…。
    土間だって室内ですもんね。

    ちょっと気になったのは、監理は建築士さんだと思うのですが、あまり現場には来られないのかしら。
    はるさん、まるで現場監督ですね(^o^;

    ウチは大丈夫なのかなぁ…。
    上棟から数えて2回しか見に行ってません(-_-;)
    知識も何もないので、見ても分かりませんけど\(-o-)/

    • By はる

      ほたろうさん
      「玄関土間を断熱する」意識って本当にまだまだ浸透していないみたいで、建築家建築家氏も現場監督から「断熱屋さんが施工間違えちゃったから削って土間コン打つよ」と報告があった時に玄関だからOKと判断したと聞きました。
      建築家氏は現場に日参する建築家はダメ、と言い切っていらっしゃったので、そういう主義のようです。
      要所要所のチェックでは来られますが、現場が始まったら監督からの報告を信頼してこそ建築家と施工者の信頼関係が成り立つ、と思っていらっしゃるようです。

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