先週の金曜日に家の基礎の立ち上がりと、山側につくった擁壁のコンクリ打設が行われました。
これが建物南側にそびえる擁壁(の型枠)。コンクリートの壁が建物ギリギリに迫ってくるのは嫌だなぁ…と思いますが、崖条例によって擁壁の設置が義務付けられているのでしょうがない。
それでも普通に生活している分にはほとんど目に入らないような高さ・位置で済んだのでよかった。土地を買って建物を計画してみたら、家の鼻先にびっくりするような高さの擁壁を作らなければならなかった、というような話は鎌倉ではときどき耳にします。景観が悪くなるだけでなく、費用も莫大です。
ところで、よく大工さんの腕の良しあしを測りたければ現場が整頓されているか見ろ!という話を聞きますが、その点は我が家の基礎屋さんは落第です [1] 大工じゃないから? 。使ったスプレー缶や釘、鉄筋の端っこなどがそのあたりに打ち捨てられています。これ、最後には掃除していくんだろうか?土の上に投げたモノを後から拾うのって、最初から容器に集めておくよりずっとずっと手間だと思うのだけど。
無駄に足踏みしていた見積もり期間と打って変わって、工事は着々と…というか、すごい早さで進んでいます。金曜日夜に基礎コンを打ち終わって月曜日の朝から脱枠です。こんなに寒いのに大丈夫か?!と思い建築家氏に念のため確認しましたが「ベストではないけれど問題になるレベルではない」そうです。
教科書通りならせき板(型枠)の存置期間は平均気温が15℃未満5℃以上の場合は5日のはずですが、RC造とは違って立ち上がり高さも低いので強度的には問題なし、とのこと。
References
↑1 | 大工じゃないから? |
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