以前、娘のスタディスペースについて書きましたが、その後小学校にあがり、丸1年たったので改めて我が家の学習机周りについて所感を書いてみたいと思います。
我が家の勉強スペース
リビング学習が主流の昨今ですが、我が家はしっかり学習スペースを用意しました。とはいえ、家全体がワンルームの我が家のこと、部屋としてではなく、扉のないスタディス&ワークスペースです。
小学2年生の机のリアル
こちらが小学校入学前と、小学校2年生の机ビフォア/アフター。中央のスライダーを動かすことで全体写真が見られます。
この変貌っぷり…恐ろしいです。
娘の机回りは小学生になってから一気にモノが増えました。教科書やドリルといった勉強道具については覚悟をしていたのですが、実際はそれらは大した量ではなく、自分で作った栞やお友達からもらってきたシール、スイミングの進級証といったこまごました『宝物』が爆増しました。引き出しのなかは写真に撮れないほどの魔窟です。しかも、スッキリ片付けておきたい親の希望とは裏腹に、それら宝物を常に飾っておきたいと言います。
私の本心としてはすべて一掃してしまいたいのですが(過激)、このとっちらかっている状態が子供の頭の中そのものだとすれば、大人が一方的に片づけて良いものではないと思って好きにさせています。
勉強場所というより、物置場としてのスタディスペース
ところで、スタディコーナー/スタディスペースなどと大仰なことを言っていますが、娘がこのスペースで勉強をするのは毎日30分程度です。土日に時間があるときは塗り絵や工作をしたりするのにも使いますが、それを加えても、このスペースはほとんどの時間において無人です。
窓をはさんで反対側の母のワークスペースが毎日8時間以上稼働していることを考えると、とらえようによっては「もったいない」場所であると言えます。だからこそ低学年のうちは学習机を用意せずにダイニングテーブルで勉強をするという家庭が増えるのだろうなと思います。
しかしながら、私にとってはスタディスペースの確保は勉強場所としてというよりモノ置き場として建築時からの超重要案件でした。
教科書・ドリル置き場
まず1つは毎日使う教科書やドリルの置き場所です。
ただ、「小学校に入学したら教科書を収納する場所が必要になる!」と思ってあれこれ置き場所を検討したのですが、蓋を開けてみればほとんどすべての教科書は学校に置きっぱなし、毎日持ち帰る算数と国語の教科書はランドセルに入りっぱなし。長期休暇以外、教科書の収納場所は不要でした。
一方、通信教育やドリルといった家庭学習用の教材が想像以上に増殖中。学齢が低いうちはすべて書き込み式教材なうえに字が大きいので、内容の割にドリルの冊数が増えて驚いています。上の写真左側のファイルボックスに入っているのは毎朝に使う教材だけ。これ以外にも机の下のワゴン収納にしまっているもの多数です。
我が家はとくに熱心な教育をしていないので、たった毎朝30分、机に座る習慣をつけるためだけの学習教材なのに?と驚きますが、これがどんどん増殖中。教育熱心なご家庭だと教材保管にかなりのスペースが必要だろうな。
プリント類用掲示板
続いて、スタディスペースの死角は学校からもらってくるプリント類の置き場所として活躍しています。
給食のメニューや時間割と言った毎日眺める必要のあるプリントは(メニューを毎日見る必要あるの?)バインダーに挟んでホワイトボードにかけています。
入学前は娘の机の正面に用意したマグネットボードに留めておく予定だったのですが、勉強中目に付く場所にあると娘の気が散るので、掲示場所を机の背後にあるホワイトボードに変更しました。
ランドセル置き場
そして小学生の象徴ともいえるランドセルの置き場所です。
最初は可愛らしいランドセルスタンドを置こうと思ったのですが、先輩ママから「夏休みの絵具箱・習字箱の収納場所を絶対確保しておけ!」と遺言(嘘)されたので、入学直前に慌てて机の下にガチャ柱を取り付けて棚をつくり、ランドセル置き場兼学用品置き場にしました。
可愛らしさも何もない地味収納ですが、長期休みに持ち帰ってくるメロディオンやお道具箱、防災ヘルメットといった形も大きさも違うカラフルな道具をまとめてしまっておけるので便利です。
実際、ここがなかったら長期休みの荷物には対応できませんでした。ありがとう友よ。
足元にある収納なので普段の目線からは見えないのがメリット、毎日屈みこんでランドセルを出し入れしないといけないのがデメリット。ただ、低学年のうちは背も低いので、屈みこんでの出し入れはあまり苦ではないようです。高学年になった時のランドセル収納についてはまた考えます。
以上が我が家の小学2年生のスタディスペースでした。また変化があったらレポートしたいと思います。
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