タイルのサイズ表記にはご注意を

我が家では浴室の壁、床と洗面所、玄関にタイルを使いました。壁紙、フローリングの時と同じで、場所によって貼り分けたりせず、潔く全部同じ種類のタイルにしました。

種類は同じですが、施工のしやすさやタイル割、そして見た目の観点から、壁は600角、床は300角を選びました。
いえ、正確には…選んだつもりだったんです。

目地込みサイズ

タイルのサイズは目地を含めて考えることが必要なので、タイルが300角と表記されていても一辺が300mmではなく実寸は目地分(3mm~4mm)を除いた297~296mm、という場合が多く、こういったタイルのサイズは正確には「目地込み300角」と表現されます。もちろん目地込みでなく実寸が300mm角のタイルも存在します。

タイルサイズ表記

 

出典:マリスト

これが我が家が採用したタイルのサイズ表記です。

タイルサイズ表記

形状名は300角、600角となっていますが、実寸法を見ると600角は実寸600mmで、300角は目地込み300mm(実寸297mm)でした。
同シリーズタイルのサイズ違いなので、実寸か目地込みかの違いはないと思って油断していた…!

結果、目地がずれます!との連絡がありました。
とほほのほのほ。

目地がずれる

タイル施工で一番大切なのはタイル割、どれだけ半端のタイルを出さずに割りつけるかという点だと思いますが、この時に目地が通るかというのも重要な問題です。たかが1mm、2mmの話ですが、タイルの枚数が多くなればなるほどずれが大きくなっていくのでタイル割は超重要!!

建築家氏からも、竣工後にタイルを眺めていて「あそこタイル割失敗してるな…」と思う箇所があると目にするたびにがっかりする、という話を聞いていたので今回の失敗は辛い…orz

床目地4mm、壁目地2mm

タイルサイズが合わないなら壁も300角にするんだった…!
という私の叫びを受け止めてくださって、タイル屋さんは床の目地を4mm、壁の目地を2mmで調整しながら進めてくださっているとのこと。300角2枚で600角と同じになる計算に。
600角のタイルを壁に貼るというだけでも大変な作業だった中、感謝です。

とはいえ、タイル選定の時点でサイズを確認しておけばベストな結果になったことは間違いなので、これからタイルを選ばれる方、まったく同じタイルでない場合は目地込みサイズなのか、実寸なのか確認することをオススメします!

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コメント

  1. 目地込み…?目仕込み…?

    ご無沙汰しております(°∀°)
    またちゃんとコメントしに来ます!

    • まっくさん…!!
      ご無沙汰しております。そしてご指摘ありがとうございます。
      誤字ってました~(汗)
      仕込んでどーする、って感じですね。訂正させていただきました!