木造住宅パーフェクト詳細図面

最近出会った本の中でのお気に入りがこちら。
丸山弾建築設計事務所主宰の丸山弾さんによる、図面集です。

私が丸山弾さんの名前を知ったきっかけは、「那須の家」でした。

この静謐な空気の漂う空間。必要なものはすべてそろっていて、かつ不必要なものが一切ない、デザインをしていないデザイン。堀部安嗣さんに共通するものがあるな、と思っていたら、丸山さんは堀部安嗣さんの設計事務所ご出身だそうで納得しました。

この本には同氏が独立後に設計した6軒の家の写真と図面(平面図と矩計図がすべて!!)掲載されています。詳細図面好きとしては垂涎モノ。
特に、丸山さんは設計上の雑音を消すことを気にしていらっしゃるようで、例えばキッチンの換気扇カバーは壁に貼ったタイルの目地にサイズを揃える、窓枠と壁の見切りを兼ねた設えなど、そこまでやるのか!!と唸らされる図面上の妙を見つけるのが面白くて、「ウォーリーを探せ!」のように、図面の隅々まで眺めまわして楽しめます。

出典:Amazon

素人が簡単にまねできるHow-to本ではないですが、機能と美しさを両立させたデザインとは?を知るのに良い参考書でした。また図面集なので各所の寸法もしっかり明記してあるのも嬉しいポイント。我が家の場合は2Fの寝室の窓の高さを決める際、この本を参考にさせていただきました。

同じコンセプトの本に、手嶋 保さんの「珠玉のディテール満載 住宅設計詳細図集」があります。こちらは手嶋さん設計の「伊部の家」1軒の全図面集。丸山さんと手嶋さんを比較すると、手嶋さんの方が若干アグレッシブにデザインを取り入れるタイプの設計なので、そのあたりを見比べるとさらに楽しめます。

 

 

2017-04-20 by

2 のコメント

  1. 初めまして、鯛象と申します。

    いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。
    私も今、我が家を建築真っ最中です。
    私は、元々大学と大学院で建築を学び中小ゼネコンで働いていました。
    1級建築士を取る勉強中に転職しまして、公務員をしています。

    自分でも設計はできますが…
    なかなかプランが固まらず、最終的には設計事務所にお願いしました。
    私の設計士も元々堀部さんの事務所出身で、現在施工を頂いている大工さんも堀部さんの作品を手掛けた大工さんにお願いしています。

    鯛象
    1. 鯛象さん
      コメントありがとうございます。
      ご自身に設計の技術があって、かつ堀部さんのお弟子さん設計でしたら、とても素敵なお宅が出来そうですね!!
      しかも大工さんもこだわりのある方とは…羨ましいです。我が家の工務店さんは、いろいろなことにしり込みしてしまうタイプの工務店さんで、意匠的なこと、こだわり的なこと、実現できないものが多すぎてもどかしいです。

      はる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)