IKEAが大活躍!の収納計画

減額調整でほとんどの造作収納が吹っ飛んだ我が家。
収納の大部分がIKEA製の既製品となりました。それでも出来る限りスッキリとさせたくて、既製品をうまく組み込めるよう、建築家氏にあれこれ寸法をいじってもらいました(お手数をおかけしました)。

ミラーキャビネットはLILLÅNGEN

2Fのメインの洗面所の収納はLILLÅNGEN(40cm幅)。そのままだと奥行が21cmあって出が大きいので、4つ並べて壁に埋め込んでいただくことにしました。IKEAミラーキャビネット出典:IKEA

LILLÅNGENはIKEAのミラーキャビネットの中でも最も安価な商品なので耐久性が若干心配…。でも160cm幅の洗面台に出来る限り幅いっぱいに取り付けられるもの、という条件でサンワカンパニー、Lixilなどいろいろ探し回りましたがIKEAのコレしか見つけられませんでした。
出来るだけ結露に気をつけて、それでもダメになったらその時は家具屋さんで造作してもらおう。

組み立ては自分、取付は工務店さんにお願いしました。
このキャビネットは重量もさほどなく素材的にも柔らかめなので、ネジは手回しでもさほど難しくありませんでした。電動ドリルなら3.6Vのもので十分です。

書斎棚はIKEAキッチン Metod

ワークスペース&スタディスペースの天吊棚はIKEAのキッチンキャビネット、Metodを。

ikea Metodキッチン

出典:IKEA

幅80cm×高80cm×奥行37cmのキャビネットが2つずつ、部屋の両サイドに並びます。
取り付けたい壁の横幅が10cm程度広く、そのままではぴったりフィット!というわけにはいかないので、壁をふかしていただいてジャストフィットを装うことにしました。Metodはキャビネットと扉・取っ手がすべて別売りなので、インテリアや好みに合わせて雰囲気が変えられるのが良いですね。
これも組み立ては自分、取付を工務店さんにお願いしています。

Metodは素材も丈夫だし、収納物も重たいものになると思うので電動ドリル推奨。3.6Vだとちょっとパワー不足に感じる部分があるかもしれないので、7.2Vがいいかもしれません。
そして組み立て時に何より要注意なのはキャビネットの重量!17kgあります。組み立て前のフラットパックの状態なら持ちやすいので無問題でしたが、組み立て後に女性一人で持ち上げて現場に搬入しようと思ったら大変でした。15kg娘を日常的に持ち運んでいるからヨユー!と思ったら大間違いでした。可能なら取付現場で組み立てたほうが良いです。

食品庫もMetod

IKEA METODパントリー

冷蔵庫横の棚は大工さんに造作をお願いしました。
ただ、冷蔵庫が納まる場所ですので奥行が710mmあるため、棚だと奥のものが取り出しづらい。でも引き出しまで造作すると金額が…!

ということで、Metodの食器棚がぴったり納まるサイズに方立を造作していただきました。
Metodの引き出し(MAXIMERA)は金具がBlum社のタンデムボックスなので信頼性が高く、専用収納アクセサリーがいろいろ発売されているので楽しいです。

ウォークインクローゼットはPax


ウォークインクローゼットにはPAX。

IKEA PAX

IKEA pax

750mm幅のフレームを4つ並べます。
Paxをウォークインクローゼットに使うのは鉄板ですね。

以上、IKEAだらけの収納計画でした

改めて挙げてみると家じゅうIKEAだらけ!(笑)
置き家具として見るとチープ感が否めないIKEA製品ですが、部品づかいだったり建築側で調整してもらって使うことで自分なりのシステム収納が安価で出来るのが嬉しいです。

参考図書

各収納場所の寸法を最終的に決める際、手持ちの収納用品の実測サイズだけでなく、建築知識の片づけ特集号で確認しました。

この号は造作収納の寸法がシーン別に紹介されているほか、最近の家電のサイズや無印の収納用品のサイズが事細かに書いてあって、収納するモノ・場所ごとにどれくらいの収納容量が必要なのか検索・確認するのに役立っています。
手持ちの道具をすべて実測するというのは現実的でないので、このサイズ一覧は棚板の内寸や高さを指定する際の参考資料としてありがたいです。

サンプルページ閲覧はこちら。オススメ。

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