WEB内覧会ディティール 冷蔵庫を隠しながら使いやすい動線上に

キッチン裏通り冷蔵庫

我が家の冷蔵庫置き場はキッチンの裏手、リビングからちょっと奥まった部分。家族玄関からキッチンに続く動線上です。

冷蔵庫置き場

 

カッコいい冷蔵庫、ないですよね…

我が家の冷蔵庫は日立のXGシリーズ、505リットルです。サイズと価格だけで決めました。
サイズだけで見ると二人暮らしに505リットルは超オーバースペックなのですが、今の日本メーカーの冷蔵庫は省エネ性能という点ではもう行き着くところまで行ってしまっているので、置ける範囲で最も大きいサイズのものを選ぶと幸せになれます。大きいは正義。庫内に余裕があると整理も掃除も楽です。

冷蔵庫って不思議なくらいグッドデザインのないプロダクトで、一時期血眼になって「カッコいい冷蔵庫」を探したんですが、結局日本メーカーの製品では見つけられませんでした。
パナソニックの海外販売品あたりはかなりシャープで良いデザインだったのですが、国内販売は無し。国内で買える冷蔵庫で許せるデザインのものはAQUAかハイセンスという、日本メーカーがんばれよ!ながっかりする結果に…。

せっかくこだわって家づくりをしても、気に入らないデザインの冷蔵庫を置かなければいけない悲しさよ…。
だったら冷蔵庫そのものを見えない位置に置いてしまえばいいじゃないか、ということで、我が家の冷蔵庫は視線が遮られる今の配置になりました。

見せたくないものは見えない位置に

無印良品の家冷蔵庫

出典:無印良品

「無印良品の家」のように扉の中に仕舞ってしまうのもゴミ箱や炊飯器などもまとめて隠せるので便利そうです。
ただ、“(戸棚の)扉をあけて扉(冷蔵庫の)を開ける”という行為が、ズボンを履いたうえからスカートを履くような違和感があって我が家では採用しませんでした。調理中は戸棚の扉を開けっぱなしにしておけばいいのだろうけど、冷蔵庫を開けるタイミングは調理中に限らないなと思いまして。

リビングからの眺め

キッチン裏通り冷蔵庫斜めからの視線は完全に遮れないのでリビング・ダイニングから冷蔵庫の姿は確認できますが、リビング側・キッチン側の両方からアクセスできる良い位置で、丸見えにならない程度に隠れているので満足しています。

冷蔵庫の奥行に注意

家の竣工に合わせて新しい冷蔵庫を購入しようと思われている場合、冷蔵庫の置き場所を検討すると同時に機種も検討しておいたほうが良いと思います。最近の冷蔵庫は奥行が深いので、壁や戸棚のラインと揃えて置きたい場合、機種によっては冷蔵庫だけ出っ張ってしまう可能性が。

冷蔵庫置き場は奥行を最低でも650mm、可能であれば720mmは確保したほうがよさそうです。

奥行き650mmの冷蔵庫リスト(2018年10月現在)
間取りを決めるとき、冷蔵庫の置き場所は深く検討しても奥行については見逃しがち。最近の冷蔵庫は幅スリム化が進むと同時に大容量化も進んでいるので、結果として奥行きがどんどん深くなっています。 冷蔵庫の奥行きが深くなると、カップボードと並べて配置...

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