竣工時、いろんなものがナイナイ尽くしだった我が家ですが、ようやくソファを購入しました。
家づくり当初はnineさんのすっきりとしたソファに憧れつつも、胃腸の弱いらしい娘を前にカバーリングが交換できない点で断念。次なるはアルフレックスのomnioというモジュールソファに一目惚れしましたが、設計中に階段を延伸して窓際にモールテックスのベンチを作る事になったのでomnioでは部屋のサイズ&雰囲気に合わなくなってしまいました。
ではほかにどんなソファがいいか?悩みましたが、今までソファのある生活をしたことがないこともあってか、建築中では「理想のソファ」像がイマイチ浮かばなかったので、竣工前にソファを用意することを諦めて、生活しながら選ぶことにしました。
理想のソファの条件
約2か月間生活してみて感じた、我が家の理想のソファの条件は
- 脚付きでソファ底面と床の間に空間があるもの
- 背もたれが低いもの
- 全方向から見ても絵になる変形タイプ
- カバーが交換可能なタイプ(&ウォッシャブル)
- 子供がびょんびょんしても許せる価格帯
です。
ソファ底面と床の間に空間があるもの
これは床とソファ両方のカビ対策です。
新居ではエアコンを効かせているのでそこまでじめじめしないかとタカをくくっていたら甘かった。生活を始めたらやっぱり湿気が多く、油断するとあっという間にいろいろカビてくるので、脚無しタイプのソファは候補外となりました。
背もたれが低いもの
キッチンからソファ越しに窓を臨むので、視界を邪魔しない背もたれの低いソファを探しました。背もたれがしっかりあるソファのほうがゆったりリラックスできるのはわかっていたのですが、ここはバランス優先で。
変形タイプ
玄関から階段やキッチンに抜ける通り道の中央に置くため、いわゆるベンチ型のソファよりどの方向から見ても「裏」がない変形タイプが良さそう。そしてオットマン必須。
カバー交換タイプ
いや、もうほんとに、どうして子供ってあんなに簡単に嘔吐するんでしょうね…。
買ったもの
だいたいイメージする形はあったので、あとは実際の商品を選ぶだけ!だったのですが、そもそも背もたれが低めで変形ソファという条件が難しく、またレイアウトに自由度のあるソファ(例えばアルフレックスのomnioやフリッツ・ハンセンのアルファベットソファ)は床からの立ち上がりがほとんどなかったりと、なかなか難航しました。ネットの海を泳ぎまわり、家具屋さん巡りをし、さんざん探し回って、結局買ったのは無印のソファベンチ&オットマン。
まさかの無印。成田空港のLCCターミナルに導入されているというアレ。店舗で何度も見かけてはソファまで無印を選ぶことはなかろうとスルーしていたのですが、「脚付きで(かつルンバが通り抜けられて)・背もたれが低く・4方向からアクセス可能な変形タイプで・カバー交換可能」というすべての希望をクリアしたものがこの子以外に見つけられなかったのでした。無印良品、恐ろしい子…!
カバーは別注
そんな私の住宅事情にぴったりマッチした無印のソファベンチですが、唯一の不満は好みのカバーがないことでした。標準品はブルー、グリーン、ベージュの3色。無印の店舗では26種類の生地から選んでオーダーも可能ですが、イメージに合う生地がなかったので、カバーだけ別の会社にオーダーしました。ライトグレーのぱりっとしたさわやかなソファになって大満足。
ソファベンチの使い心地
ソファベンチは座面がかなり固めのウレタンで、FKソファに代表されるようなばふばふソファの対極の座り心地です。ソファというよりまさにベンチ。大人二人がそれぞれ広々座るのは難しいサイズだし、背もたれが低いので頭は支えてもらえず、だらしなく寄りかかりたい時はほぼ完全に寝転がるようなポーズになるので、ソファが生活の中心にあるライフスタイルの家庭には絶対にウケない家具だと思います。
でも我が家のように、硬いソファが好きで、狭いリビングの中央に視界を邪魔しないちょい掛け椅子+αとして置きたいという場合には良いソファですね。座面が堅いので寝心地は抜群だし(笑)、主張していないデザインも好印象です。
ただ、やはりというかなんというか、このソファベンチのターゲット層は狭かったみたい。在庫限りで終売らしく、ただいま無印のオンラインショップではセール価格で販売中です。
コメント
わかります!!カバー洗えるの必須ですよね。うちもnineさんの家具置きたいですがもう少し子供が大きくなってからにしようと思います。、
先輩ママ・パパたちが「ソファカバーは洗えるやつ!!」と口をそろえて言っていた意味が最近よくわかります…
赤ちゃんの時のほうが楽だったような…(苦笑)