我が家の照明計画 テーマは脱ダウンライト

ダイニングのペンダントライトや、ここぞという場所の華になる灯具選びは迷うのも楽しい作業ですが、明るさを足すためのサブ的照明選びには悩みますよね。

我が家は『脱!ダウンライト』をテーマに建築家氏にプランを作っていただき、調整して(何か所か照明を減らして)いきました。

脱!ダウンライトの理由

ダウンライトは目立つ

私がダウンライトを使いたくなかった理由の一つは目立つから

シーリングライトやペンダントライトに比べれば目立たない気がしますが、ダウンライトは点灯しているときもさることながら、消灯しているとその存在がとても気になります。

ダウンライトは目立つ
ダウンライトは目立つ

上の写真は我が家のダウンライトです。玄関入ってすぐの壁に飾るアートを照らすために設置したもの(でもいまだ何も飾っていない…汗)。
点灯しているときはシンプルで良いのだけれど、消灯すると枠とライトが際立って異物感が。

天井が目に入った時にダウンライトの穴がボコボコ空いているのを目にしたくなかったので、このアート用ダウンライトと、浴室内の照明以外はダウンライトを使いませんでした。

ダウンライトはランプの交換ができない(ものが多い)

見た目以外にダウンライトを敬遠した理由はランプの交換ができないこと。

世の中で販売されている多くのダウンライトは器具・ランプ一体型なのでランプの交換できず、点灯しなくなったら電気屋さんに依頼して交換してもらう必要があります。

LEDの寿命は50,000時間程度ありますが、こういうモノには不具合やトラブルはつきものですので、器具と一体化というのはなんとも不安。
そのため、ダウンライトを設置するなら絶対にランプが交換できるものを!と思っていましたが、一体型ではないダウンライトは選択肢が圧倒的に少なく、またデザインもどうしても武骨になりがちだったので選びませんでした。

天井をきれいに残したい

そしてダウンライトを嫌がった最も大きな理由は天井をきれいに残したいからでした。
我が家は建坪・床面積ともに小さな家ですが、2階建ての家全部がほぼワンルームのような空間が大きい作りなので、 家の中を「ひいて」見ることが出来てしまうので天井が目に付きやすいです。

2階の羽目板天井と大きな窓も視線を上に導くのに一役買っているので、天井の美しさにはこだわりたいと思っていました。そういう目線で見ると、照明器具は接続部が醜い(ものが多い)ので、ならばと一切の天井照明をやめることにしたのでした。

我が家の照明たち

ではどんな照明にしたか?というと、まずはモーガルソケットと呼ばれる小さな照明器具です。

モーガルソケット

モーガルソケット
モーガルソケット

上の写真のように裸電球で使います。本体は陶器製なので雰囲気も悪くなく、しかも1個300円と超安価!
洗面所や2階の廊下などはすべてモーガルソケットにしました。

電球を差し込むだけなので、当然ながら電球の交換は簡単だしスマートライトにも対応可能です。

ラインLEDの間接照明

モーガルソケットでは光量が足りない部分や、色気を出したい間接照明はライン状のLED(もちろんランプが交換可能なタイプ)です。

鎌倉の家照明

キッチンの照明は建築家氏デザイン。壁から生えています。シンプル!

ダイニングはFLOS265

Flos265

ダイニングの照明はペンダントライトに憧れた時期もありましたが、「天井照明をつけない」ことを貫いて壁付け照明のFlos265を。
稼働領域が大きいのでダイニング以外の場所も照らせて地味に便利です。

FLOS265

ソファの横にはスタンドライトを用意しようと思いつつ、コレ!というものが見つけられず、Flos265の首を振ることで対応して1年過ぎてしまいました。もうFlos265だけでいいかな…ダメか。

ワーク&スタディスペースはライティングレールで照度を確保

そんな我が家も天井照明が一切ないわけではなく、適切な明るさが必要なワーク&スタディスペースはライティングレール&ブラケットの天井照明にしています。

天井直付けのラインLEDにしてもよかったのですが、ここは見た目より可変性を優先しました。照明の数を増やしたり、ライティングレール用のフックを取り付けてモノをぶら下げたりできるので便利です。

ライティングレールの使い道 | ひかり生活デザイン
今回はライティングレールについてちょっと豆ラボ。 ライティングレールは照明器具を取り付けるものとして、一般的には天井に設置するものですが、先日紹介した大楠プロジェクトでは壁面に取り付けました。別室でオーナーが壁付けにしていらっしゃるのを見て、これはナイス!と思い、踏襲したのです。 さて、皆さん、ライティングレールには照...

こちらの使用例、天井ではなく壁に取り付けていてナイスアイディア!

ダウンライトをなくして天井すっきり

ダウンライトのない家

天井照明をつけずに綺麗な天井を残したことによる効果は想像以上でした。何気なく見上げる天井に異物がないスッキリ感!
建物完成後、我が家に来るゲストのうち、建築やデザインの仕事をしている人は必ず「天井照明がない!」とすぐに気づいて、ちょっと驚いてからニヤリとします。私もニヤニヤ。

照明は必要な場所に、必要なモノを

ダウンライトの一切をやめようと決めたとき、建築家氏から「暗くないですか???」とずいぶん心配されましたが、今のところ不便は感じていません。暗いなと思うときにはスタンドライトや電気ランプなどを足せばいいと開き直ってみると、私たちの身の回りにはほとんど使っていない不要な電灯が多いことに気づきます。

いまは持ち運びができるライトでグッドデザインのものも多いので、必要最小限の電灯だけを建築工事では取り付け、ライフスタイルに合わせて後から照明を足す、そんな方法もアリかなと思っています。

脱!ダウンライト道、みなさんもいかがでしょうか?

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