我が家の分電盤位置
我が家の分電盤(ブレーカー)と情報分電盤(的なもの)は、設計中にあれこれと悩んだ末、ワークスペースの戸棚の中になりました。
上の写真はNURO光開通直後。黒い物体がONU(光回線終端装置)です。
ひどい見た目ですが、戸棚の中ですので、閉めてしまえば見た目すっきり。
分電盤の設置ルール
分電盤・情報分電盤は出来るだけ目立たない位置に設置したいですが、ブレーカーが落ちた場合に真っ暗の中で手探りででも復旧させられないとNGなのでトリッキーな場所にしまい込むわけにはいきません。
そういう意味では「戸棚の中」というのも推奨される場所ではないので、念のため同じ戸棚に懐中電灯を用意しています。
また、分電盤はメーターから8M以内の場所に設置せよというルールもあるので要注意です。
電気引き込みのルールは『間取りの方程式』著者のi+i設計事務所 飯塚さんの解説ページがわかりやすいです。
情報分電盤の設置ルール
情報分電盤には設置ルールはありませんが、マルチメディア周辺機器は熱をもちやすいので、溜まった埃から発火するような事態だけは避けられるよう 熱がこもりにくく掃除しやすい場所 という点には気をつけました。
今のところONUとWi-Fi親機だけ納めているので大した放熱量ではありませんが、NASやスイッチングハブを収納しながら使うようになったら、吊戸棚の扉をルーバー戸などに換えようと思っています。
各部屋のLAN配線
コンセント設置位置と同じくらい悩んだのが、LANコンセントの配置。
今はWi-Fiが主流とはいえ、安定したネットワーク構成には有線LANは絶対必要なので、重要なポイントを選んでLANコンセントを設置しました。
気をつけたのは、機器を収納できるスペースのある場所にLANコンセントを配すること。
通常のコンセントも同様ですが、コンセントだけあっても機器を隠せる場所がないとごちゃごちゃしてしまうので、機器の収納場所とセットで考えました。
1F
ワークスペースの二カ所は私と娘それぞれのPC用。玄関収納内はテレビチューナーにつなぐNAS用です。
家のほぼ中央なので無線LAN親機もここに設置しようと思っていたのですが、情報分電盤のある戸棚に親機を置いても問題なく家中で無線LANが使えているので今は使用していません。
2F
2Fには機器を置くスペースも理由もなかったので、念のために1か所、本棚の最上段部にLANコンセントを仕込みました。
娘の部屋の青い点線部分は将来に配線する可能性を考えて、空配管のみ用意してもらいました。
コメント