室内壁・天井の吹付断熱施工

吹付ウレタン断熱材

先日、壁と天井の吹付ウレタン断熱材施工が行われました。
エコモコ
という商品だそうです。写真右上に埋まっているゴルフマーカーのようなものは断熱材の厚みを確認するピン。背に150mm、100mmといった数字が書いてあって、奥まで差し込めたら表示の厚さがありますよ、というチェックをするものです。

ウレタン吹付断熱

『現場発泡ウレタン断熱の厚み不足』

見積書によると、我が家の断熱材の厚みは壁が100mm、天井が160mm。

 

HEAT20  1)  断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体が提唱する断熱化基準のこと。メンバーは研究者、住宅・建材生産者団体の有志    の断熱水準と照らし合わせると、HEAT20 G1(開口部強化型)水準ギリギリの性能ということになります。

HEAT20とは、2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(という名前の委員会)の活動と独自の断熱基準値の両方を指す言葉で、要するに国の省エネ基準を超える省エネ住宅を目指す際に、建築コストとの兼ね合いを考えて「どのあたりが落としどころか」を模索した結果の水準です。
HEAT20 G1グレードとは平成4年の新省エネ基準の住宅と比較して冬は60%のエネルギー削減が可能なレベル。さらに上位グレードなのはHEAT20 G2で、こちらは平成11年基準住宅と比較して45%のエネルギー削減可能な住宅性能として定義づけられています(ちなみにG1、G2どちらもZEH基準より高性能です)

そもそもこのHEAT20の基準自体がおかしい!間違っている!という批判も多いようですが、素人の一消費者としては窓だけ・ドアだけの性能でなく家全体のバランスを考えたうえで最適な建築コストで実現可能な断熱性能基準というのは分かりやすく、意味のある指針だと思うので参考にしています。

我が家は当初G2基準を目指したのですが、欲しいサイズの窓がない、樹脂サッシの見付けが太すぎるから嫌だといった理由でだんだんぐだぐだになって(笑)、結果的にあまり断熱!断熱!と騒がない家づくりになりました。床下エアコンのために基礎に穴もあけてしまったし。

 

とはいってもとりあえず最低限のところは抑えたので、上述のG1基準程度はあるのではないかと思います。今度計算してみよう。

吹付ウレタン断熱材

天井までモコモコ。
上棟式の際に用意していただいた幣束はここに納められていました。

HEAT20の公式ガイドブックはこちら。
実務者向けの図書ですし、題材が題材なのでゴリゴリに数値で説明してきますが、それが嫌でない方は家づくりの初期の段階で読んで参考になると思います。

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References   [ + ]

1.   断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体が提唱する断熱化基準のこと。メンバーは研究者、住宅・建材生産者団体の有志 
(最終更新:2018-10-05)
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kyoko

こんな分かりやすい数値があるとは‼︎
今、建売か注文住宅でZEHか、という選択に迫られているので、もし注文住宅になった場合はHEAT20を持ち出してみようと思います。

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