床下断熱材の追加施工(2)

玄関土間の断熱が欠損しているまま工事が進められようとしていた件、建築家氏から現場監督に追加施工を指示してもらいました。
すでに削り取ってしまった吹付ウレタンの断熱材はどうしようもないので、基礎立ち上がり部分にスタイロフォームを張ることになります。現場での施工のしやすさを考えて、建築家氏から「玄関土間のレベルを、1F床レベル-200mmから-175mmに上げる(玄関土間と1F床の段差が少なくなる)」ことを提案されました。

図示するとこうなります(スライダーでBefore、Afterが表示されます)
玄関土間レベルが大引より上に来るため、壁の下端が基礎にかからず、断熱材を基礎上端ギリギリまで入れられる、という解決策。
使用上問題はなく、現状考えられる中では最も合理的な意見だったのでそのようにしてもらうことにしました。

先日はガタガタに切り取られていた基礎立ちあがりのウレタン断熱材ですが、スタイロフォームを張り付けるために底盤近くまで綺麗にそぎ落とされていました。

吹付ウレタン断熱材断面

ウレタン断熱材の断面を見る機会は少ないので記念写真を撮影。
手触りは魚のトロ箱などの、いわゆる発泡スチロールと大して変わりません。断面を見る限り「どこもかしこもみっちりと隙間なく完全に詰まっている」という感じではなく、案外亀裂が深くあって基礎まで達している部分もありそうです。
ある程度の厚みがあるので断熱材としての効果はOKだと思いますが、「吹付ウレタンは(断熱材の)エリート中のエリート」「最高級の性能!!」という謳い文句から受け取るイメージと現実には若干ギャップがあるような感想を持ちました。

ところで、先日の記事にコメントをいただきましたが、今回の断熱材問題は、こちらが気付かなかったら断熱が欠損したまま土間コンを打たれていたと思うと恐ろしいです。日本は「玄関は寒いもの」という思い込みがあるせいか、玄関土間に断熱材を施工しない事例はよくあることのようです。断熱が欠損しているからといって必ずしも床下がカビる、寒く感じるということではありませんが、欠損していない方が良いのは間違いありません。気になる方は施工前にビルダーと意識共有しておくことを強くオススメ。

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ほたろう

解決策が見いだせて、本当に良かったですね!
基礎パッキンは気密パッキンでしょうから、問題もないんでしょうね。
それにしても悲しい気持ちは本当によく分かります。
なんというか「キズモノにされた」は言い過ぎかもしれませんけれど…。
きっと想定通りにいく現場ないし、現場で臨機応変に対応するのが日常茶飯事なんでしょうけれど、思い入れがある部分や意思伝達を徹底して欲しい部分が想定外だと、ちょっとモヤモヤしちゃいますね(^o^;