週末は直島に遊びに行っていました

以前に豊島美術館に行って大変愉しい思いをしたので、今回は直島へ。

豊島(てしま)美術館に行ってきた

ベネッセアートサイト直島へは一度訪れてみたいと思っていましたが、なかなか機会を得ず。今回、ようやく訪問することがかないました。

香川県直島は直島、豊島、犬島で展開されていアート活動「ベネッセアートサイト直島」の中心地で、いわゆる美術館で絵画や彫刻を鑑賞するのとは違う手法で、自然と生活に根差したアートが展開されています。

瀬戸内海の風景の中、ひとつの場所に、時間をかけてアートをつくりあげていくこと―各島の自然や、地域固有の文化の中に、現代アートや建築を置くことによって、どこにもない特別な場所を生み出していくことが「ベネッセアートサイト直島」の基本方針です。

出典:ベネッセアートサイト直島

直島フェリーターミナル

直島へは各地からフェリーまたは高速船が出ています。我が家は岡山の宇野港から乗船、約20分で直島へ。船にはめっぽう弱い私ですが、酔う暇もなく到着したので助かりました。

フェリーターミナル「海の駅なおしま」はSANAA設計。360°、どこを見ても、どこまでもSANAA。

そして草間彌生の赤いかぼちゃ。毒々しい宇宙生命体みたいだけれど、実際は写真で見るより直島の空気になじんでいて違和感はまったくありませんでした。かぼちゃに周囲の空気を変えてしまうほどの圧力があるのか、島の真っ青な空気にさらされるとすべてが漂白されてしまうのか。

直島

藤本壮介氏の「直島パヴィリオン」。27島からなる直島諸島の「28番目の島」をコンセプトに制作された作品だそう。中に入ることができるので、娘はジャングルジムと勘違いして(?)楽しんでいました。

 

地中美術館

そして今回の旅のメインがこの地中美術館。安藤忠雄による安藤忠雄的な建物に収蔵されるのはモネの睡蓮シリーズと、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルのインスタレーション。

建物・空間そのものがアートなので、芸術好きだけでなくて建物好きも楽しめる場所でした。でも、正直に述べると、ウェルカムな雰囲気のない場所だったなーという印象でした。フラッシュ使用の有無を問わずに敷地内全て写真撮影禁止、モネの部屋には娘が入室しただけで係員さんがぴったり張り付いてくるので居心地が悪かったです(絵に触らないように気にかけるのは分かるけれど、ちゃんと親と手を繋いで静かに離れたところから鑑賞していたのになあ)。

一方、イエプロジェクトは素晴らしかったです。

直島

特にこの「南寺」。予備知識なしに行き、一目見てこの家かっこいい!!!!!!と超テンションUPしたら安藤 忠雄氏設計でした。安藤 忠雄さんはRC造好きのキワモノ建築家だと思っていたので(失礼)、こんな清楚な木造建築が建てられるとは…と目から鱗でした。そしてこの南寺のインスタレーションも良かった。

それから「石橋」。

石橋

製塩業で栄えていた石橋家のお屋敷に、千住博の「ザ・フォールズ」と「空(くう)の庭」が展示されています。「ザ・フォールズ」は千住博美術館と同じ展示方法(ネタバレになるので詳しくは書かず)ですが、展示場所の空気感が素晴らしく圧巻でした。そして「空(くう)の庭」!!

ザ・フォールズのテーマになっている滝が描かれた絵ではなく山水画の襖絵です。観賞用の日本画としても千住博氏の絵は見ごたえがありますが、襖はまさに日本画のための舞台。見事なお座敷の襖としてたたずむ14面の絵は言葉にできないほど見事でした。

人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものをアーティストが作品化しています。地域に点在する作品は、現在も生活が営まれている本村を散策しながら鑑賞することになります。その過程では、場所の持つ時間の重なりやそこに暮らす人々の営みを感じることでしょう。

出典:ベネッセアートサイト直島

まさにこのイエプロジェクトのテーマ通り人が実際に住んでいたお屋敷にあるからこそのアート、観賞用ではなく実用の発展の完成形。心に残りました。

直島

子連れでアート鑑賞というと敷居が高く感じますが、直島・豊島は散歩の一環みたいな感じで4歳児連れでも十分楽しめました。どちらの島も子連れの場合はレンタル自転車がオススメ!ただし子乗せ自転車は数がないので予約していったほうが良いと思います。

2017-11-29 by

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