床下エアコン紆余曲折(1)

我が家の空調設備(暖房)決定までには、長い長い道のりがありましたが、結果としてガス温水式床暖房とエアコンの併用ということに落ち着きました。
今回は床下エアコンについてのお話です。

床下を換気したい

我が家の土地は湿気がひどく、現在の住まいも湿度の高い時期には一部床下が水浸しになるほど。そのため、計画当初から床下の湿気に対して有効な対策はなにか?を建築家氏、工務店さんとディスカッションしていました。
湿気対策に有効なのは床下空間を大きくとり十分に換気すること。その方法はいろいろありますが、我が家は

基礎内断熱とし、床下を室内空間と同一ととらえて家全体を換気する

ことにしました。

具体的な方法を検討

床下エアコン

そこで、床下の換気を空調と絡めて検討することにしました。まず最初に考えたのは床下エアコン。

出典:ダイシンビルド

床下エアコンとは、上図のようにエアコンで冷暖房された空気を床下に送るというもの。
エアコンの給気を室内側にとり、床にガラリを空けることで室内・床下がつながり、換気と空調の両方が計画できます。

そよ換気

次に検討したのがそよ換気というシステム。この商品でなくとも、ダクトを2Fから床下におろして換気扇を回すというのはよくある方法です。
でもダクトを長くとることに対し建築家氏と工務店さんから待ったがかかり、ダクト方式は不採用になりました。

床下エアコンに決定!でも・・・

そのほかあれこれ検討しましたが、工務店さんがもっとも最近建てたモデルハウスに床下エアコンを採用したということもあり、床下エアコンを導入することにしました。

床下エアコンの唯一にして最大の問題点は「いかに床下全体に暖気を行きわたらせるか」です。
単にエアコンの暖気を床下に向けて吹くだけだと床下の空気が均一にならず、暖房としての機能はおろか、満足に換気もできないという結果に。
理想的な空間をつくるためにはできるだけ凹凸のない基礎形状にするとか、エアコンの設置位置を慎重に決めるといったTipsが必要になります。

この点についてあれこれ考えていたところ、工務店さんから床下エアコンを設置・施工までパッケージ化している会社を紹介されました。
web pageを確認すると、エアコン吹き出し口からダクトを取りまわして床ガラリまで暖気を届けるという方法で床下空気の均一化を図っている様子。「ダクトは汚れる」と言われてそよ換気が不採用になった経緯があるのでこの点を不安に思いましたが、このエアコンダクトの場合はエアコン(のフィルター)を通して給気し、ダクトは排気専門だから汚れないとのこと。
それならばと思って見積もりを取ってもらったら、パッケージ一式で1,200,000円でした。

ひゃく・・・にじゅうまんえん?エアコンを設置して、床下にダクトを転がすだけで???

だったら自分で計画しよう

モノが金額に見合うなら高価であっても支払いをすることに躊躇がないタイプですが、このシステムに120万円は納得できませんでした。
なんだかんだ言っても床下にエアコンを仕込むだけですから、単純に考えればエアコンの機器代に床ガラリの設置費で済むはず。だったら自分で機器選定、エアコン設置場所、床ガラリを計画しよう!と思ったところから、空調計画が迷走し始めたのでした。。。

関連記事

床下エアコン紆余曲折(3)

空調設備紆余曲折(1) 空調設備紆余曲折(2) エアコン設置位置 我が家のエアコン設置位置はこちら。ワークスペースのデスクの下、赤い部分です。 メンテナンス性を考えて外壁に面している壁で、エアコン本体が目立たず、エアコン …

床下エアコン紆余曲折(2)

空調設備紆余曲折(1) 床下エアコン用機器の選定 自分で床下エアコンを計画しようと思い、まずはエアコンの選定から始めました。候補は2つ。 三菱 霧ヶ峰シリーズ 出典:三菱電機 普通の壁掛けエアコンを床下に埋め込む場合の最 …

床下エアコン紆余曲折(1)

我が家の空調設備(暖房)決定までには、長い長い道のりがありましたが、結果としてガス温水式床暖房とエアコンの併用ということに落ち着きました。 今回は床下エアコンについてのお話です。 床下を換気したい 我が家の土地は湿気がひ …

2017-05-25 by

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)