ニコ設計室「中道さんの家」からみる、店舗併用住宅

毎日通る道に、目を引く家が数か月前に建ちました。

6110出典:ニコ設計室

建設中から気になっていて、完成後もそのつくりに感心していたら住宅特集の9月号に掲載されているのを発見。

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ニコ設計室の設計でした。中庭が特徴的な不思議な形だったので、どういう家になるんだろう?と建築中から(勝手に)わくわくしながら見守っていました。不思議に思えた入り組んだ形は建って納得、美容室とエステルーム、レンタルルームを有する店舗併用住宅でした。

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出典:ニコ設計室

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出典:ニコ設計室

新建築住宅特集2016年9月号 職住一体のススメ』はそのサブタイトル通り、住宅という機能だけでなく、コミュニティスペースやワークスペースと共存している建物が特集されています。

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出典:ニコ設計室

私は自宅で仕事をするフリーランサーなので、プライベートと仕事の切り分けがつきにくいのが悩みです。だったら自分のワークスペースを「家の中」ではなく「他人が足を踏み入れる場所」として作れば仕事とプライベートの区別が明確になるな、と、新居にレンタルスペースを作ることに憧れた時期もありました。

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出典:ニコ設計室

ただ家の一部分を「他人が踏み入れるスペース」として開放するためにはふさわしい場所があり、そもそもそのように設計する必要があります。

我が家は道路から8m分の階段を上がる場所に建物を建てるため、お世辞にも開放的とは言えません。また建物を建てられる土地の面積が足りないので、レンタルスペースを持とうと思ったら住宅の機能を制限しなくてはならないということもあり、今回の家づくりの計画の当初で諦めたプランでした。

このニコ設計室さんの「中道さんの家」は、ご自身が美容室を営んでいて住宅の下に店舗があるというだけでなく、状況によって使い方を変えていける大きな可能性を秘めている点がとても素敵ですね。
今はレンタルスペースですが、貸家として改装することも可能だろうし、お店としても使えそう。
子供のいるお宅でしたら、子供と同居しているときは人には貸さず、子供が独立したら人に貸せるような形で建てておく、というのもアリですね。家賃収入があることもメリットですが、それ以上に日常的に「人とのつながり」が持てるというのが魅力だなと思います。

これからはこういう形の、住まいに何か別の機能が加わった建物が増えていくような気がします。もう一度家づくりを(土地探しから)する機会があれば、次こそは「●●併用住宅」を建ててみたいです。

2016-10-05 by

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