暮らしの空間デザイン手帖
図書館で借りて、気に入ったので購入。この本の良さはインテリア雑誌とは違い、↓のように建物の断面図と天井高や窓サイズなどの数字が掲載されていること、また各仕上げ材(外壁はリシン吹き付け、天井はAEP塗装など)について詳しく説明してあること。
視覚的にわかりやすいですし、何より家づくりに直截的に参考になります。
MDS一級建築士事務所の施工実績31例を「○○の家」として1軒ごと紹介するのではなく、テーマごに建物の特徴的な部分をピックアップして掲載している点わかりやすいです。
ちょっと無機質でモダンな雰囲気の住宅が好きな方にオススメ。平面図上での間取りがほぼ決定して、基本設計から実施設計に入るあたりのタイミングで買うと良い参考書になりそうです。
KINFOLK HOME
完全にジャケ買い。シンプルモダン、いわゆる北欧系かと思ったら、そういうくくりではまとめられない、だけれども1冊を通して一貫性のあるインテリアを紹介している魅力的な本でした。インテリア紹介というよりも紹介されている人・家族の生き様が表れているお部屋が興味深かったです。こういう大人になりたいなぁ(もう年齢的にはすっかり大人なのだけど)。
暮らしの中心である住まいづくりの大切さ。
スローリビングの世界観とは、贅沢や怠惰な生活ではありません。ましてや、大切なものを手放すことでもありません。スローリビングとは、私たちの暮らしに不可欠なものや大切な人について考えることなのです
という編集者の言葉の通り、力の抜けた、でもとても心地の良いお宅ばかりが35軒紹介されています。ちなみにTruck Furnitureのオーナーご家族のお宅紹介もありました。
家づくりに直接的に役に立つ参考書というわけではないですが、家づくりのイメージ作りに、または単にぼんやりと眺めるだけでも美しい本でした。
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